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改訂新版増補改題◎◎研究序説試論草稿

国立科学博物館付属自然教育園(1)

白金には何度も出かけているのですが自然教育園は見過ごしていました。昨日は庭園美術館に寄った後で初めて入園。これほど広い杜であることに気づかなかったのは迂闊でした。

もともとは松平讃岐守下屋敷跡。明治維新後は陸海軍火薬庫、大正時代に皇室御料地となり、戦後国有地化され現在に至ります。園内は20万平方メートル、東京ドーム約5個分です。HPにある空からの写真を見るとその広さが判ると思います。写真左の杜の中にある建物が庭園美術館ですが、旧朝香宮邸(旧迎賓館)を含めた一帯が皇室御料地であったことが判ります。

山手線の内側でここに匹敵するのは皇居以外には明治神宮くらいでしょうか。森林の管理もほどほどであり、自然林を活かして園づくりがされているのは好ましいです。開園当初のカラ松林も植生遷移を経て他の群落へ変わってきていますが、ここでもシュロの株が数多く存在していますので、数十年後には亜熱帯の光景が・・・(-_-;) シュロの成長は非常に早いです。

EOS 5D MarkII + EF28-105mm/F3.5-4.5 USM

国立科学博物館付属自然教育園(1)_b0123216_8483059.jpg

by cucchi3142 | 2010-04-07 08:48 | EOS 5D MarkII